どのような症状で
お困りですか
当院の一般鍼灸について
根本から心身を治療・改善
東洋医学は病気を治すという目的は現代医学と同じでも、病気の原因を探る方法や体の仕組みを考えるプロセスが異なります。
「自然と一体感」という自然哲学の考え方を重視していて、その方の体質や体調はもちろん、季節やその方を取り巻く周りの環境、お食事や日常生活など全体から細かく見極めて行く事で、ひとりひとりに合った治療を行うことが出来ます。
その為、不調が現れている部分だけを診るのではなく、病巣とは一見無関係にある部分や、内臓の働き、感情や心の状態など全身から判断し調整しながら健康体を取り戻していく方法です。
蒼の森鍼灸院は、マクロ視点からアプローチしていく為の東洋医学専門の臨床経験を積んでおりますので、どんな症状に対しても総合的に治療が出来るのが当院の大きな特徴です。
痛み・筋肉疾患・不良姿勢の方
腰痛・肩こり・五十肩・首こりなど筋肉の症状でお困りの方
長時間の不良姿勢、過度なスポーツ、加齢などで筋肉に負担がかかり、代謝産物や老廃物の排出が間に合わなくなると、そこにコリや痛みが生じてきます。
また血行が悪いと傷ついた筋肉を修復する為に必要な栄養と酸素が不足するので、治癒するまで時間がかかります。その間、違和感や痛み、痺れや腫れなども続いてしまいます。
鍼灸治療の効果
痛み・痺れ・ゆがみを取る治療を行います
表層の組織に過度な負担をかけず、痛みを起こしている深部の部位にピンポイントでアプローチすることができるので、正常な他の組織を傷つけることなく回復するスピードが早く、自然治癒力を最大限に引き出しことができます。
婦人科系の症状
生理痛・冷え・PMS・更年期症状など婦人科系の症状でお困りの方
女性の心と体は女性ホルモンによってコントロールされています。生理周期・妊娠・出産・更年期に現れる不調や乱れなどは、女性ホルモンのバランスを整える事で改善します。
また、栄養や酸素、体温、ホルモンなどの成分を運搬する血液の循環を調整する事も重要です。現代女性に多い「冷え」と「むくみ」の原因は、運動不足、過度な冷暖房、不養生も一つの要因ですが、加齢と共に徐々に血の滞りや虚血、痰湿を引き起こして、冷えの入りやすい慢性的な体をつくってしまいます。
鍼灸治療の効果
しっかり温めて冷えを取り除き血の巡りを整える治療を行います
子宮と卵巣に気血と腎気・エネルギーを誘導して血液の循環を整える事で、冷えの改善、五臓六腑の調和をはかります。また、お腹周りの固さや冷えの改善・手先足先の冷えの改善にも効果があります。
自律神経系の症状
不眠・疲労・情緒不安定・うつ症状など自律神経系の症状でお困りの方
臓器や体の機能は、自分の意思ではコントロールできない自律神経が一定の範囲内でバランスよく機能する事で正常に保たれています。
過度なストレスや心身の乱れによりバランスを崩してしまう事で不調を引き起こします。
東洋医学では「心身相関」といって、心の病が体へ、身体の不調が心に影響及ぼすという考え方があります。
体に過度なストレスがかかると生命エネルギーである気の流れが不足したり過剰になったり途中で滞留したりしてスムーズに流れなくなり、シグナルがツボや特定のポイントに現れるといわれています。
心と体の両側面から自律神経を整える事で、症状を緩和し健康体へ向かうようサポートいたします。
西洋医学ではなかなか良くならないなど思われている方はぜひお試し下さい。
鍼灸治療の効果
交感神経と副交感神経のバランスの調整・気の流れを整える治療を行います
適切なツボに鍼とお灸を施す事で、「気の力」を操作して自律神経系の賦活を図ります。
また、五臓六腑の調和をはかり、体を作る源である栄養の消化・分解・吸収・運搬に関係する消化器系や循環器系の調整することで、最終的には症状の緩和・健康体へ向かうようサポートいたします。
なんとなく不調の方
眠気・やる気が出ない・イライラなどなんとなく身体が不調の方
病気ではないがどうも調子が悪い、このような状態を経験したことは一度はあるかと思います。たいていは食事や睡眠時間を取る事で自己免疫力が高まりそのうち改善してくるのですが、時にそのままに放置しておくと病気へと進んでしまう場合があります。
病名を確定しないと治療へ進めない西洋医学と違い、東洋医学は何となく不調というような段階でも治療を行う事ができ、悪化する前に未然に防ぐ事ができるのです。これは、現代医学で言う予防医学にも値する健康を維持する為の医療であり、自分自身で自分の健康を守る方法です。
このように未病の状態の時に未然に防ぐ方法は東洋医学の得意分野です。
鍼灸治療の効果
自然環境と上手に調和しながら養生法を取り入れる治療を行います
全身の血流を促進する事で、栄養源である酸素と栄養分を供給し、不要となった代謝産物、活性酸素や老廃物を除去して早期の疲労回復を促します。
また、鍼灸は副交感神経が優位になりますので、全身の緊張が取れて無駄な力が抜ける事でウトウトとリラックスした状態になります。のんびりしたお時間は、 心と体をゆるめて全身から自己免疫力を賦活させていきます。
逆子
さかご灸
- ~27週
- 赤ちゃんは、通常は頭を下にした姿勢でお腹の中で自由にクルクル動いています。27週くらいまでは、まだ小さいので、自然に逆子が改善する可能性が大きいです。
- 32週~
- 32週以降になると、だいぶ大きく赤ちゃんが成長してくるので子宮との隙間が狭くなって、逆子が改善する可能性がだんだんと低くなります。
ただ、赤ちゃんの位置や大きさ、姿勢によっても改善率は違いますし、逆子体操を推進している病院もあるので、最後まであきらめないでいてください。当院では帝王切開手術1週間前まで逆子灸をされて改善し、自然分娩された方もいらっしゃいます。
早めに逆子灸を開始したほうが良い方
- 早期の段階からいつも同じ位置にいる
- 胎動があまり感じられない場合
- 標準より赤ちゃんのサイズが大きい場合
- 医師から「逆子体操」を禁じられている場合
さかご灸を受けられない方
赤ちゃんに臍のうが絡まってる場合、前置胎盤がある場合は、鍼灸治療を施すことはできません。事前にかかりつけの医師に鍼灸治療の確認をしていただいております。
通院パターン
- ~36週
- 1週間に2回を2週間通院
- 36週~
- 1~2日おきに集中して4-5回通院
通院回数について
逆子の場合お灸の回数を4回前後(お体の状態によっては8回まで)と限定しており、通院以外は自宅でお灸を続けていただいております。
自宅でのんびりお灸を
毎日通う時間がはぶけて経済的です。ご希望の方へは印をつけますのでツボの位置を確認して自宅でのんびりお灸をなさってください。
「焦らず、慌てず、諦めず」楽しく続けていただくことは、おかあさんの体調を整えてさらに赤ちゃんの居心地も良くします。
その他の適応疾患
世界保健機構(WHO)は以下の疾患に鍼灸適応と表明しています。
婦人科系疾患 | 不妊・更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道 |
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神経系疾患 | 神経痛・神経麻痺・痙攣・脳卒中後遺症・自律神経失調症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー |
運動器系疾患 | 関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫) |
循環器系疾患 | 動機・息切れ・心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症 |
呼吸器系疾患 | 気管支炎・喘息・風邪および予防 |
消化器系疾患 | 胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾 |
代謝内分秘系 | バセドゥシ病・糖尿病・痛風・脚気・貧血 |
生殖系泌尿器系 | 膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎 |
耳鼻咽喉科眼科系 | 眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい |
小児科疾患 | 小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善 |
※「東洋医学の施術による改善は個人差があり、すべての方が改善するわけではありません。」